認知症コーディネーターは介護のサポーター

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認知症コーディネーターは、介護現場の職員に対しては、介護方法などの指導、助言を行い、介護家族からの相談にも応じてくれる、認知症ケア専門士やサポーターのことを指します。認知症コーディネーターが現場にいると、安心感が増します。


舛添厚労大臣の指示で厚生労働省に設置された
「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」
の第2回目の会議が2008年5月に開催されました。

その場で、高齢者の介護水準を引き上げ医療と介護の連携を強化するために、各地に介護に関する専門研修を受けた認知症コーディネーター、認知症ケア専門士等のサポーターを配置するという計画がでました。
それを実現するために、コーディネーターを配置した認知症対応強化型地域包括センターを設置する案が提示されました。

コーディネーターがいる地域包括センターを中心として、医療機関と介護施設、高齢者の権利擁護の専門家と連携して、2009年までに適切な体制を整えることが目標です。
そのために、厚生労働省では介護指導者研修やコーディネーターやケア専門士を養成するために、地域ケアに関する研修を修了した認知症コーディネーターやケア専門士の養成に力を入れていく予定です。

コーディネーターやケア専門士・サポーター養成のほかに、65歳未満の若年性認知症の人たちのために、医療機関、介護機関、ハローワークなどが連携して、都道府県単位で「若年性認知症支援ネットワークを作ることも検討されています。
コーディネーターを養成する以外にもいろいろと対策はありますね。

症状と介護とコーディネーター

認知症の人は、物忘れの不安や気持ちを表現できないことへのいらだちから、乱暴な行動をとったりします。

このような症状の人を介護するためには、認知症に対する深い理解と介護のための専門知識と特別な技術が必要であるにもかかわらず、日本では、長い間、介護は誰でもできる単純労働と位置づけされていました。

その結果、2005年2月に石川県の高齢者グループホームで、やさしいと評判で入所者からも慕われていた介護職員が入所者の女性に危害を加える、という事件が発生しました。

このほかにも介護に関する事件が多発しています。
このような痛ましい事件をなくすために注目されたのが、デンマーク独特の職業である認知症コーディネーターやケア専門士です。

認知症になっても安心して暮らせる街づくりのため、コーディネーターやケア専門士、サポーターの存在は欠かせません。
デンマークは福祉水準が非常に高い国で、「寝たきり老人」という言葉が存在しないほど、介護や福祉に関する制度が充実しています。

その背景にあるのは、
「自分を大切にする、だから他人も大切にする」
という考え方です。

デンマークの認知症コーディネーターやケア専門士は、介護の現場を訪れ、相談にのり助言を与えていきます。
日本でもこれを見習い、地域における認知症ケアの制度を整えていくことが目標です。
そのためには、コーディネーターやケア専門士の数を増やし、現場で適切な介護が行われるような体制作りが必要とされています。
ただ、もちろん認知症コーディネーターだけでなく、認知症コーディネーターに頼らなくても大丈夫なように、介護の現場の体制を整えることももちろん重要ですね。
ただし、そういった現場を作るためにも、コーディネーターやケア専門士などのサポーターがより必要とされて行くでしょう。

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