極小住宅とは

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極小住宅というものが最近人気のようです。
ちなみに、極小住宅というのは、法的に定められた基準がある言葉ではありませんが、床面積が20坪程度の家のことを言います。

最近では建築の技術も進歩したりしたこともあり、10坪程度の土地であっても、住宅を建築したいという人が増えてきました。
場所によっては建蔽率の問題から建坪が8坪とか6坪になってしまうような場所であってもです。

やはり、日本人は一国一城の主とか、そういう言葉もあるように、持ち家を持つということに対する特別な思い入れがあるのかもしれません。

極小住宅の間取り

ただ、極小住宅といっても、単に狭い家というわけではありません。
建坪が6坪となると、1フロアが最大でも12畳に限られることになります。
上に伸ばすとしても、法律による制限から3階建てがせいぜいです。

この中にリビングやキッチンはもちろん、寝室、トイレ、お風呂、収納、階段といったものを全て収めていかなければなりませんので、普通の広さの家を作るよりも設計センスを問われることになります。

日本の極小住宅の中で、最も有名なものの一つに、住吉の長屋という作品があります。
作品といっても、実際に人の住んでいる民家なのですが、これは3軒続きの長屋の一つを切り離し、コンクリート打ちっぱなしの家を作ったもので、敷地14坪ほどの住宅の真ん中に、敷地の3分の1の面積の中庭があるという趣向が凝らされた極小住宅になっています。

キッチン、トイレなどは中庭で仕切られた向こう側にあって、庭を通らないとトイレに行けないという構造になっています。

かつて存在した建築界の表彰である吉田五十八賞の最終候補にノミネートされたこともあるそうです。

極小住宅の建築

さて、実際に私たちが極小住宅の施工を依頼するとすれば、通常の住宅と比べても、しっかりとした施工業者の選定、建築士との打ち合わせを行わなければなりません。

普通の工務店は、基本となる住宅をアレンジしながら設計を行い、最終的な見取り図を完成させます。
これは十分な建築スペースが取れる場合には有効なのですが、当然、極小住宅の設計方法には馴染みません。
まっさらの状態からの設計、施工になりますし、建築する場所も、周りに住宅が密集する袋小路ということも少なくありませんから、建築資材の搬入だけでも、見えない場所でのクレーン誘導など職人技が必要となり、それなりに経験のある工務店でないとひどいことになるでしょう。

また、建築士についても、しっかりと自分の住みたい家を図面に落とし込んでくれるだけの柔軟性を持った建築士を選んでいきたいものです。それによって出来上がった極小住宅は、狭いながらも使いやすいベストな空間となるでしょう。

また、最近の建築技術は進歩してきているので、リフォームにより既存の極小住宅をより快適な極小住宅へと進化させることもできます。

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